April 30, 2005

Disc Review #077

discreview077.jpgBreakspiracy Theories - Malcom Kipe
今週は割と音楽を聞く時間があったので、早速こちらをご紹介しようかと思います。
もう説明不要(去年怒濤の月一リリース!とかもう書きません)マイアミはMerckからのおNewです。Planet MuからNautilis名義でリリースしているSkyler McGlothlinによるプロジェクトMalcom Kipeの1st。ここ最近のMerckにしては珍しくHipHop色の強い作品ですね。割合でいうと、HipHop75%、Jazz20%、その他5%…といったところでしょうか。う〜ん、これといって目立ったトラックもなく基本に忠実なHipHopビーツが延々に続きます。まあ良く言えば癖が無い(←良く言ってるのかな?)。ただ、Jazz的な要素がこのアルバムを生かしている要因のように思います。僕はJazzな感じのものにはあまり心を動かされないなので、それが良いのか悪いのかは言えませんが…。でもアルバム後半でMerckらしいIDM/HipHopな顔を見せたトラックもあったり。これはなかなかでした。

April 29, 2005

Disc Review #076

discreview076.jpgAll things fixable - Alias
これね、買うかどうしようか迷った挙げ句買わなかったんですが、この間の13&God聞いてやっぱAnticonは放っておいてはいかんな〜と思い買いました。Aliasを選ぶ辺り、Anticon初心者丸出しな感じもしますけどね…。ということでこちらのアルバム、Anticonの中心メンバーであるAliasの2002年から2004年の間のCD化されなかった楽曲コレクション作品という内容。Alias自身のレーベル、Goodwithmoneyから。う〜ん、気持ちいい♪ズシ〜ンと重く伸びのあるHipHopなブレイクビーツや細切れブレイクビーツが曲全体をしっかりと支え、そこへふわ〜っと柔らかいアンビエンシーなシンセを被せたり、メランコリーなアコギを乗っけたり、ホントHipHopとErectronicaか上手く混ざり合ってるなぁと…。いや〜この人のセンスは大好きですね。Alias恐るべしという感じです。他のアルバムもチェックしなくちゃなりません。Merck好きには持ってこいな感じ。

April 24, 2005

Autechre

autechre.jpgAutechreのライブどうしようか迷い中…ってまだチケット取れるのかな?新作もまだ聞いてない。噂によると今までよりダンスしてるらしいですね。これがBoards of Canadaだったら迷わず行くんだけどな。でもまあwarpの古株アーティスト達が活躍しているのを見ると何だか嬉しくなりますね。で、ライブどうしようか…。

April 22, 2005

Disc Review #075

discreview075.jpgcottage industries four : Meadow - V.A
はい、どうも。先日のPraveenと同様、リリースが遅れに遅れたneo ouijaのコンピがやっとリリースです。ってか昨年末のリリース予定がどうやったらここまで遅れるかね…。遅れるならアナウンスすんなっつーの。ってことで気を取り直し中身を…。このコンピ、レーベルオーナーのMetamaticsことLee Norrisが選曲。まぁneo ouijaらしいっちゃあらしいんですが、ノン・ビートの曲が多くて印象的なメロディーとかもなく、少々物足りなさも感じるというのが正直な感想。Zegunderとかかなり期待していたんですけどね。べつに悪くないんですけど…。で、順々に聞いていき"こんなもんかぁ〜"とちょっとがっかりしていたら…ラストでXelaがやってくれてます!良いお仕事してくれてます♪もうね、まさにツボ!って曲!Xelaらしいアコギ、控えめで柔らかく抜けの良いブレイクビーツ、そして優しく静かぁ〜に響く極上メロディー♪あ〜これ今期ベストトラックに確実に入りますよ。この曲聞くだけでも買いです!

そんなneo ouijaの次なるリリースはSecedeとKero。予定通りにリリースされれば良いのですが…。

April 17, 2005

Disc Review #074

discreview074.jpgs/t - 13&God
シングル聞いてからアルバムリリースを待っていました。あ〜、先週から聞きまくってます。AnticonのThemselvesの2人Doseone, Jelと、SubtleのDax Pierson、そしてThe NotwistのMarkus & MichaのAcher兄弟と、キーボード奏者のConsoleで結成された13&Godのデビューアルバム。ってかAnticonについてはまだあまり知識がないんですが、他のアングラ系HIPHOPとは何かが違うような…。上手く言えないけど一般的なHIPHOPという枠から自ら外れてHIPHOPをやっているみたいな…。音聞いても分かるけどやっぱり独特のセンスを感じるし、そういう姿勢にとても惹かれる。
で、今回のこのアルバムすごくPOPです。いやHIPPOPとでも言いましょうか…。ビートはとてもAnticon臭く、暖かみがあるクリッジなHIPHOPビーツ。そこにピアノ、アコギ、シンセ等のメランコリーな泣きのメロディー…この組み合わせですでに半泣き状態なのですが、Doseoneのラップと切ないMarkusのヴォーカルが入ってくると…もう完全に言葉を失います。畑違いのアーティストがお互いの持ち味をここまでバランス良く構成出来ちゃうって本当すごいですね。

April 08, 2005

Disc Review #073

discreview073.jpgBacked By Spirits - Praveen
さてさて、かなり遅れましたがやっとリリースです。過去にA.Iのコンピなどに参加していたPraveen SharmaことPraveenのデビューアルバム。Neo Ouijaから。
いや〜…深い。深過ぎるよ…。とにかく1音1音がとてつもなく深い。ここまで繊細で奥深い音を聞いたのは初めてかもってぐらい。曲自体は目立った展開もなく終始ディープでアンビエントな音響世界の中、静かに揺らめくメロディーと時折響くアブストラクトなビート。そこにキラキラと輝くグリッジノイズ。すごく静かでシンプルな世界の奥深いところから少しずついくつもの音が聞こえてきて、いつの間にか自分が音に包まれちゃってるような…夢見心地にさせてくれます♪
きっと最高の音響設備などで聞いたらものすごい世界が見えちゃったりするんだろうなぁ…。

Disc Review #072

discreview072.jpgKirlian Selections - The Flashbulb
基本的にIDMやwarm系の暖かいビートにアコギやピアノの泣きメロディー、それを覆うストリングス…という感じの曲が泣く程好みの私ではありますが、意外にもブレイクハードコア(以下BHC)系も好きだったりします…全てが聞けるって感じではなくやはり好き嫌いはIDMなどよりはありますが、IDMにしろBHCにしろ共通して良いと思う部分はやはりメロディーだったりする訳ですよ。で、今回そんな私の心を鷲掴みにしたBHCがこちら。
カナダのSublight Recordsの顔的アーティスト、Benn JordanのThe Flashbulb名義の新作です。彼の前作は不覚にも迷った挙げ句スルーしてしまったんですが、これ聞いて「買っておけばよかった〜」と本当に思いました。
アルバム前半は、Squarepusher感のある攻撃的なドリルンベース(←この言葉嫌い)&ぶっ壊れブレイク・ビーツ!に彼特有の哀愁漂うギターやピアノ、シンセのメランコリーなメロディー。このメロディーが本っ当〜にヤバイんです!!!!全然ビート負けしてないし。泣きの旋律なのに泣いてる暇もないくらいのスピード感。ちょっとやり過ぎな曲もありますが…聞いていて気持ちがよいよ♪アルバム後半は、IDM/HIP HOPと落ち着いた曲構成。前半の印象が強過ぎて後半は目立った曲がありませんが、悪い曲もありません。Merck好きは気に入ると思います。それとピアノのみの曲があるんですが、あれって本人が弾いてるんですよね?めちゃ上手くめちゃ良い♪

April 03, 2005

Disc Review #071

discreview071.jpgWhere we go we don't need it anymore - Micro:mega
フランスの0101からSylvian ChauveauとFrederic Luneauによるユニット、Micro:megaの3年振りの新作。生ドラムを中心としたリズムにギター、ピアノを中心としたメランコリーなメロディーは前作同様。しかし全体的に音色が豊富になっていて、ダウンテンポ〜アンビエンスだった前作とは対象的な明るく暖かい、まさに春らしい雰囲気を醸し出しています♪track5のシンプルビートにボイスサンプル&メランコリーなギター、ピアノの音色は涙ものです…( ;゚Д゚)


ところで、これと同時期にCCOからリリースされていたThe Remote Viewerの新作は迷った挙げ句、スルーしてしまったんですが、あれは買いでしたかね…?去年リリースされたThe Boats名義のアルバムが良かったんでちょっと気になってて…。