August 30, 2005

Disc Review #110

discreview110.jpgLillian - Alias & Ehren
何だかこれを紹介するのはあまりにも普通な気がして、あえて紹介するのやめようかな…って思っちゃった程なんですけど、やっぱりね…Anticonだし、Aliasだし、弟出て来ちゃったし…。ってことで、お馴染みAnticonのトラックメイカーAliasが、サックス・フルート奏者の実弟Ehrenを引き連れて兄弟コラボアルバムをリリース(ってそんなこと、みんなもう知ってるよね…。だから注目盤はやりづらいのよ…)
いかにもAliasらしいタイトに打ち付けるブレイクビーツと、Ehrenのジャジーなサックスやメランコリーなフルートのちょっとスモーキーな美メロが重なり、それらを包み込む柔らかく暖かいシンセ。うん、綺麗過ぎるくらい綺麗なアルバムで、さすがクオリティは高いです。ってか逆に出来すぎててレビューしづらかったりしますね…。はっきり言って言うこと無しです、はい…。

August 26, 2005

Disc Review #109

discreview109.jpgDoing Well Without The Drabs - Dribs
リリースはかなり前なんですけど、先日もこちらで書いた通り買い逃していまして、Ann Aimeeリリースのアルバムは全て紹介しているので、これだけ紹介しないのも何だかスッキリしないので紹介してスッキリしちゃおうかなと…♪
はい、Ann AimeeというとAlex Cortex, CiM, Lucky & Easyをリリースし、どこのレビューなどでも"ピュア・テクノ"という言葉を使われることが多いのですが、本当に"ピュア"という言葉がピッタリな優しく暖かいテクノサウンドを聴かせてくれるレーベルなのです。で、今回のこのDribsですが、そのレーベルカラーでもある"ピュアテクノ"なラインにHipHop/Down Beatsが加わり、今までのAnn Aimeeに良い意味でちょっと土臭さがみたいなものが感じられて完全にテクノというよりエレクトロニカなアルバムになっちゃってます♪
うん、Ann Aimeeはやっぱり安心安全レーベルですな♪

Disc Review #108

discreview108.jpgLiltmor - Pub
正直、こういうアルバムは得意ではありません。なのでレビューするつもり全くなかったんですけど、聴いてくうちに何か逆に色々と書けそうかも?とか思ったり思わなかったり…まあ内容はどうであれPubですし、紹介しても良いんじゃね…みたいな。
ってことで、Lucky & Easy名義でもお馴染みPubの新作がAmpoule Recordsからリリースです。いや〜、いきなりですが退屈です…。ちょっと期待しすぎていた自分も悪いんですけど、あまりにもアンビエント過ぎたんで、ちょっと拍子抜けみたいな。20曲もあるのにビートありの曲が3曲ぐらいかな?その3曲もミニマル過ぎてて今の自分にはちょっときつい。他はほぼ音響に近いアンビエンスな曲。べつにビートが無いから嫌だって訳じゃないんだけど、音響ってのが自分今いち理解出来ないもんで。でもねー、クオリティ自体はものすごく高いと思うんですよ。音の強弱とか、空間の作り方とか…。自分の好みの音じゃないから上手く言えないけど、聴く人が聴けば太鼓判押しちゃうくらいのアルバムなんだろうなぁと思うね。

August 22, 2005

Disc Review #107

discreview107.jpgCold Reflect - Paranerd
下のレビューで紹介したネットレーベルOneなんですが、一通り聴いてみてなかなか面白い音が多い感じを受けました。ちょいテクノ寄りな曲も多い感じもしましたが、Proswellなんかもいたりして…。今後チェックすべきレーベルですね。ちょっと発見が遅れたな…。
で、そんな中一際輝きを放っていたこちらをご紹介。このカナダ出身のParanerdというアーティスト、もちろん初めて聞くアーティストでネットにもあまり情報が落ちていません…。ってか音が良ければアーティストの情報なんていらねぇな。優しく暖かみがあり柔らかいチープなシンセのメロディー。静かに打ち付けるブレイクビーツ。そして全体に霧が掛かったような不明瞭さが切なさをも感じさせてくれたり…。いや〜たまらん!もちろんフリーなので騙されたと思って1曲目だけでも聴いてみてください!マジで良いから!!!
ちなみにこのParanerd、同レーベルからもう1枚リリースしてるんですが、そちらはちょっと作風が違います。もっとポップでどことなくIlkaeっぽい感じ。しかも数曲が1つのファイルに収まっちゃってて、ちょっと迷惑…だけど悪くないです♪

Disc Review #106

discreview106.jpgLuo - Bad Loop
フィンランドを拠点に活動するPetteri KarjalainenのプロジェクトBad Loop。な〜んて如何にも知ってるっぽく書いてますが初耳アーティストだったりします。この間偶然にもiTunesのネットラジオで聴いてしっかり捕獲しておきました。
で、早速色々調べてみたんですが、今までにKahvi Collectiveから2枚のEPと、3枚のコンピに数曲づつ提供。そして今回紹介するこちらがOneというネットレーベルから今年リリースされたアルバムになります。あ、すべてフリー音源です。アーティストサイトとレーベルサイトにてDL出来ますので是非。
さてさて中身なのですが、シンプルなIDM/HipHopビートにクリアーで爽やかなIDMな美メロの組み合わせ…というToytronicn5MDMerckラインの王道IDMな音。すごく広がりのある心地よいアンビエンスな空間なので綺麗なメロディーが本当映えます。こういう音というか雰囲気の曲は大好きだね〜♪Kahvi CollectiveからのEPも良いです☆

August 20, 2005

旧譜買い逃しリスト

旧譜って言ってもまだリリースされてからそんな経ってないんですが、4ADからリリースされたMinotaur Shockの"Maritime"を以前Amazonのマーケットプレイスで注文したら、"在庫切れでキャンセルとさせて頂きます。返金手続きは済みました"みたいなメールが後になってからきて、完全にヤル気なくなりヘソ曲げて買わずにいたんですが、こちらで全曲試聴したらやっぱ買わなきゃいかんなぁ…と。なので近日購入予定。
はい、次にロシアン・エレクトロニカ代表レーベル、Shaped Harmonicsからだいぶ前にリリースされた"Dunaewsky 69"のアルバムを実はまだ買ってません、聴いてません、すみません。ずっと気にはなっていたんですが…何で買わなかったんだろ?ってことで近日購入予定。
はい、次にAnn Aimeeからリリースされた"Dribs"のアルバム。大好きなレーベルで、ここのブログでも全て(EPは除く)紹介してるのに何故か買ってなく、この間BLEEPにてこのDribsのEPをmp3買いしたらやっぱ良かったので、こちらも購入予定…というかさっき注文しました。
あとこの間A.IからリリースされたYunxのアルバム。これヴァイナルオンリーというめちゃくちゃ迷惑なことしてくれちゃってるので、BLEEP待ち〜みたいな。
それと、AFXのAnalordシリーズがまとめてCD化されないかな〜みたいなw

August 19, 2005

Disc Review #105

discreview105.jpgGonglot - Frog Pocket
珍しく今週はCDを1枚も買わなかったので先週分をじっくり聴けました。ってことで今週最もじっくり聴き込んだ1枚。
ここでも紹介しましたが、去年Benbeculaからミニアルバムをリリースした、John Charles WilsonによるFrog PocketのフルアルバムがPlanet-Muからリリース。硬質だけど丸みのあるザラついたビートに、アコギなどの弦楽器を中心とした恥ずかしいくらい甘く、そして切ないメランコリーなメロディー…と基本的に前作の延長線上にある音なのですが、曲全体のボリュームというか分厚さが格段に増していますし、曲構成なども何だかすごく上手くなってるなぁ…と素人ながら思いました。Aphex Twin的な、クラシカルな上モノに畳掛けるブレイクビーツを聴かせてくれるTrack5の展開とか、ホント鬼気迫るものがあってゾクゾクします。めちゃくちゃ気持ちエエーですよ♪
曲構成や雰囲気などは全然違うけど、全体的にErastっぽいオーケストラルな迫力も感じましたね。かなりオススメな1枚♪

August 16, 2005

Disc Review #104

discreview104.jpgThe Golden Portion - Text Adventure
以前Duotoneの3CDR "Electric Folklore"シリーズでActual RowというEPをリリースしたエレクトロ・アコースティックデュオText AdventureのアルバムがPhasmidでお馴染みのレーベルSklylan Operationsからリリースです!ってかネットレーベルのObservatory OnlineからもFantastic DisasterというフリーなEPをリリースしています。(Observatoryなのでもちろんmp3ではなくoggなのですが、mp3はこちらからDLできます)
で、今作なのですが…ってか今作もホンット気持ちよいですよ♪柔らかいビートとアコギやシンセのポップで暖かいキラキラしたメロディー、そして透き通る唄が優しく絡み合い贅沢なほど心地よい空間を作り上げてます♪今回ちょっと唄は少なめな気がしますが…。
Track6とかやばいっす…。ノンビートなんだけど、アコギの心地良過ぎるメロディーと優しい唄。ってか、最近出かけるとiPodでこの6曲目ばっかり聴いてるのね。でね、何か知らんけどどんな場面にもマッチすんの。夕日を見ながらとか天気の良い公園とか海とかは言うまでもないんだけど、この間酔っぱらいだらけの最終電車の中で聴いてたら何とも言えない不思議な空間が目の前に広がった感じがした…。映画の1シーンみたいな。ホント癒されるよ、この曲。

August 13, 2005

Disc Review #103

discreview103.jpgWelcome To The Neo Golden Age - V.A
1万円の靴を買うのは躊躇するのに、1万円分のCDを買うのには迷わずお金を出すDanです。どうもこんにちは。今週もかなり買いましたが、あまりゆっくり聴いている時間がなくて全て聴き終えてない。買ったもの全て紹介したいのですがそうも行かなそうです…悪しからず。
ってことで、まずはこちらを。ドイツはミュンヘンのレーベル、Equinox Recordsのレーベルコンピ。AnticonというかAliasを彷彿とさせるIDMラインのHIPHOPという感じで、重たく分厚いシンプルなブレイクビーツに哀愁漂うメランコリーな美メロ♪って何度も言ってますがこの音の組み合わせは間違いないですね…。7アーティストによる全14曲。中でもArcSinというアーティストがやばいです…。

あ、そういえばAliasの次の作品は弟とのコラボ作ですね。そちらも楽しみ♪

August 09, 2005

Disc Review #102

discreview102.jpgDark Days Exit - Felix Laband
何かレビューばっかりだね。CD買いまくっててお金ないです、マジで…。はい、最近HipHop寄りなレビューが続いていましたが、ちょっと本来のスタンスに戻ります。
デザイナーとしても活躍しているらしい南アフリカ出身のFelix LabandというアーティストのデビューアルバムがCompost recordsからリリースです。う〜ん、アルバム全体はかなり地味です。音数もさほど多くなく、控えめなビートにピアノなどのオサレなメロ、んでグリッジ散りばめちゃおうかな…みたいな。地味と言っても暗いとかじゃなくて、ラウンジーでムーディーなほのぼのとした雰囲気で子供っぽい可愛らしさみたいなものを感じる。Track2とかかなり気持ち良いですホント…( ´ ∀`) でもたまにジャケっぽい不気味さもあるんだよね…。何だろこの感じ?ほのぼのとさせてくれるんだけど、ゾクゾクもするみたいな…。ちょっとありそうで無かった感じで、聴けば聴く程味が出てきそう。

August 07, 2005

Disc Review #101

discreview101.gifThe Holy Phony Haunt - PASSAGE
Anticon繋がりでもう1枚。ここで紹介しなかったからちょっと忘れたけど、確か去年だったっけかな?Anticonから"The Forcefield Kids"というアルバムをリリースしたPASSAGEの完全手作りCDR "The Holy Phony Haunt"がリリースです。これさ、盤面にプリントも何にもされてなくて、何故かてんとう虫のシールがちょこっと貼られてるだけのホント普通に市販で売ってるCDRがジャケシール(何種類か有)が貼られたペラペラなビニールに無造作に入ってるだけのくせして¥2,050もしたんだけど、PASSAGEのツアーとAnticonのオンライン・ストアでしか手に入らない限定品なんていうから買っちゃったよ…。まあ買って良かったけど。エレポップ、ニューウェーブ臭いユニークなビート&メロ、高い声で歌い上げるMCというか唄。一筋縄じゃいかないAnticonらしいHipHopって感じ。う〜ん、とてもインディーで自分の好みとはかけ離れてる音のはずなんだけど、何だか惹かれる…。Anticonて…ホント格好良いね。

Disc Review #100

discreview100.jpgHa - Doseone
とうとうレビューも100まで来ちゃいました。おめでとうございます、ありがとうございます。ってかね、去年1年間に紹介した枚数分を今年はもう紹介しちゃってるんだよね。そう考えると去年に比べて今年は買ってるな〜と。どおりでお金が無い訳だ…。
はい、ってことで記念すべき100番目にご紹介する盤はこちら、Anticonの超重要人物Doseoneのソロ・アルバムです。ってか今年は彼の甲高い声をよく耳にしているように思うんですが、おそらく13&Godのせいですね。ソロってことでもっとHipHopしてるんだろうなと思ったら…さすがAnticonクルーっすねって感じで良い意味でしっかり裏切られたよ。ピコピコした電子音やトイピアノ等の煙たくチープなメロディーライン、フィールド・レコーディング、ずず〜んと響くアブストラクトなビーツ。そこに甲高いDoseoneの声。Rock的な勢いみたいなものも感じられますね。13&Godを良い意味で雑にした感じかな?

August 05, 2005

iTunes Music Store開店

ams.jpgいよいよ日本でも始まりましたね、iTunes Music Store。さらっと入店してみて初めに目についたCDがCrazy Ken Bandのアルバムだったのでちょこっと覗いてみました。1曲150円、アルバム1枚で買うと1,800円。普通のCD屋さんだと国内版って今いくらぐらいなの?3,000円はするんでしょ?だとやっぱり安いよね。しかもiTunes Music Store内の曲全て視聴可能ってのが嬉しいじゃない。
でさ、自分まだよく仕組みが分からないんだけれども、海外のiTunes Music Storeでも買えるのかな?買えるよね?日本だとホントJ-POPのみ!って感じで、メジャーなエレクトロニカ系アーティストすら出て来ないよ。買わないけどPrefuse73ぐらいあっても良いんじゃね?とか思ったり…。なので出来れば海外のiTunes Music Storeも利用出来ればなぁと思いまして。出来るよね?UKとかUSの見てるとヨダレが止まらないよ。
まあどちらにしろiTunes Music Storeを利用する人はこの先確実に増えて行くんじゃないかな?自分は結局BLEEP行っちゃうと思うけど…。

それにしても、昔は溝を引っ掻いて音を出してたのに、今じゃmp3とかいう姿形すらないものから音が出ちゃうんですもんね。とんでもない時代ですよね…。

Disc Review #099

discreview099.jpgTell All Residents - Cavemen Speak
HipHopど素人ですが何か?ってことで今回もHipHopです。このCavemen Speak、ベルギーを拠点に活動する3人組で、今作が5枚目のアルバムらしいです。レーベルはShadow Animals。で、このアーティストと何で出会ったかと言いますと、どっかのCD屋さん(覚えてない…)でHipHop系のコンピを試聴した時に偶然このCavemen Speakの"Brothes in Life"という曲を聴いて「お!?良くね?」って思ってアルバムを買っちゃったって訳なんですが、アルバム全体を通して聴くとギターやピアノ等のメランコリーなメロディーが結構ツボだったりします。それと、2人のMCによるラップっぽくないラップとでも言いましょうか…ラップというよりは唄っぽい印象のラップがとても切なくメロディーに乗っかると気持ちがよい。高めの声とかも結構好きだったりします。程よくロックっぽさもあったり…。どことなくAnticon臭さみたいなのもあってとっても良いです♪