February 21, 2006

おぉ!

恵比寿にあるエレクトロニカ系CDショップOnsa主宰のイベント"moxa"に来月Lusineが登場ですってよ!!! 行きたいですね〜楽しみですね〜♪詳細はOnsa websiteにて。

Disc Review #146

discreview146.jpgSuture - subtractiveLAD
今週は気になる盤がたくさんあるので、コチラを早く紹介しないと…という感じで先週から聴きまくりです。前作同様n5MDからsubtractiveLADの2ndです。去年リリースされた1stを聴いた時は不覚にもあまり良いと思えず、やっつけ的レビューで終わらせてしまったことに今では後悔しっぱなしなので、今作はCDなのに盤が擦り減るんじゃないかってぐらい聴き込みました。
何だか1stに比べるとすごく丁寧に作られてる感じがします。何て言うんだろ…1stでのあの豪快でノイジーなIDMビートもググッと上品になった感じで、1stの豪快さを絡ませつつ、しっかりゆったり打ち付ける重たく伸びのあるビートを聴かせてくれてます。メロディーも前作のようなIDMな美メロ…というよりはどちらかというとアンビエンス色が強くなっていて、音で聴かせるというよりは空間的に聴かせてくれる感じですね。なのですごく壮大な世界です。アナログシンセの温もりと美しさは健在☆
1stの豪快さにやられた〜!!!って人には少々物足りなさを感じるかもしれませんけど、これでもか! ってぐらい聴き込めばこのアルバムの深さが理解出来ると思います。個人的にT05, T07の世界が大好き♪
あ、Alpha and OmegaにてsubtractiveLADのインタビューが掲載されてます。

February 14, 2006

Disc Review #145

discreview145.jpgElapsed Time - Celine
こちらのリリースにはちょいとビックリさせられました。フランス出身で現在NY在住の女性ボーカリストCelineの1stアルバムが、Mr. Projectile, EU, Miles Tilmann, Ulrich Schnauss, Funckarmaなど…こちら系の音好きにはたまらないメンツプロデュースのもと日本のArt Unionから先行リリース。このCelineというアーティストは過去に、FunkarmaのDub Recordingsからのアルバム"Solid State"収録の"Atari"という曲に参加、The Record Campからのコンピに"Fish"という曲で参加(今回のアルバムにも収録されてます)…などと色々と複雑な経歴があるようなんですが長くなりそうなので勝手に省略させて頂きます。詳しく知りたい方はCD買ってライナーノーツ見てください。
で、中身なんですが、先にあげたアーティストを見ても分かると思いますが、Merck, Toytronic, n5MD系なIDM寄りの硬質なビートに、浮遊感がありドリーミーでキラキラした優しくアンビエンスなメロディー、そしてCelineの冷たく透き通った歌。もうね、これ以上ない美しい組み合わせって感じで終始夢心地にさせてくれます。各曲ごとにプロデューサーの色が濃く出ていてコンピレーションとしても聴ける感じ。ウルリ君なんて超ウルリ君ですし、FunckarmaなんてFunckarmaにしか聴こえませんw。Celineの歌と自分の音を上手く混ぜ合わせているMr Projectileは流石です。

February 13, 2006

Disc Review #144

discreview144.jpgThe Humbucking Coil - B.Fleischmann
はい、安牌的な1枚ですね。既に聴いた方も多いかと思いますが、Morr Musicの看板アーティストB.Fleischmannの新作アルバムです。まあ音は聴く前から何となく想像は出来ていたんで、これといって衝撃的なものはなかったんですけどね…。
地味だけどずっしりと存在感のあるダウンビートが曲を形付け、ギター、ピアノ、シンセなどによる優しく切ないメロディーが曲に色を付けてるような…。アルバム通してエレクトリックな音と生音の混ざり具合が絶妙で、いかにもMorr Musicらしく、そしてB.Fleischmannらしいとてもバランスの取れた内容ではないでしょうか。T05で泣きます(涙
で、個人的意見なんですが、Staticのアルバムにも参加していた男性ヴォーカリスト、Christof Kurzmannが歌っている曲があるんですけど、どうもあの人の声とか歌い方が好きになれません…というのは内緒です。

February 10, 2006

Disc Review #143

discreview143.jpgFull of Special Memories - Olive Oil
出ましたね〜♪Himuroさんと同じく福岡を拠点に活動するOlive Oilの1stフルアルバムがRelax7からリリースでございます。ROMZなどのコンピで音はちょこちょこ聴いてはいましたが、去年9月に吉祥寺Forth Floorでのライブを観てから、放っておいてはいかんアーティストだな…とアルバムを密かに待っていました。
HipHopを基軸にしたアングラ臭のプンプンする音なのですが、妙にお洒落…といいますか高級感があるんですよね。それでいて男らしい…みたいな。コロコロと変わる展開や程よいLo-Fiちっくな音色、大胆なサンプリングなど…良い意味でその荒削りな音表現にすごく温もりを感じ、何でもやっちゃれ的な彼のスタイルはとても格好良く気持ちが良い♪
T-10"Super Satr"良いね〜☆

February 07, 2006

Disc Review #142

discreview142.jpgSecurity Screening - Prefuse 73
あいよ、早くもスコット君ことPrefuse 73の新作でございます。いやいや、ここまでハイペースにアルバムをリリース出来るほど曲が書けるってのはすごいと思いますし、ファンにとっては嬉しいでしょうけど、好きでも嫌いでも的な立場の私とかには正直、有り難味がなくなります…。って別に文句言っている訳ではないですけど…。
さて今作ですが、どうやら「前作と今後の作品の変わり目になる一枚」らしいですよ。って基本的にいつも通りのジャジーなヒップホップって感じなんですが、ビートのカットアップの大胆さというか大袈裟加減が前作よりも増していて何となく1stに近い印象…だけど前作のような柔らかさもあったり…。最近の彼の作品と比べると、全体的にシンセなどのデジタルな音が多いかなぁ。それと、今まで以上にメロディーに比重を置いてるようにも感じ、なかなか聴かせてくるメロディーもあったりします。うん、今作はいつもより長く楽しめそう。

February 06, 2006

Disc Review #141

discreview141.jpgExit to Riverside - The Considerate Builders Scheme
別に書くネタがないからってレビューばっかりやってる訳じゃないんですよ。ホントね、最近買うCD全部良いんです。そんな中から今回はコチラをご紹介。
昨年Neo OuijaからSeven Ark名義でアルバムをリリースしたJustin de Nobregaによる別名義でのアルバムがCombination Recordsからリリースです。Seven Arkでは美しいグリッジ系IDMサウンドを聴かせてくれましたが、コチラの名義ではHipHopでファンキーな味付けのサウンドです。ズタズタにエディットされてるっぽいですが、あまりそれを感じさせない至ってシンプルで重めなダウンビート。上モノにはゲーム系でチープなサウンドだったり、アコギなどによるメランコリーなメロだったり、Seven Arkでも聴けたストリングスだったり…それらがビートの上で飛び跳ねてるような…。何かね、音の抜き差しっていうの?それがものすごく気持ち良いです♪何だか惹かれる1枚ですね、コレ。

February 05, 2006

Disc Review #140

discreview140.jpgThe Way of the North - Antigen Shift
レビュー続きます。今年はかなりハイペースだな。めちゃくちゃCD買ってるよ。そして割と当たり引き率高いです♪
んでもって今回のこれ、好きだわ〜♪めちゃくちゃ格好良いよぉ〜♪ Exillonに続きAd NoiseamからAntigen Shiftの2ndでございます。不覚にもFrozen Empire Mediaからの1stは聴いていません。これはまずいです…近々絶対買います!!! ってかホント良いわ。
いかにもAd Noiseamらしくものすごいグルーヴ感のある重たく分厚い、そして奥行きをも感じさせるアブストラクトな雰囲気を持ったヒップホップ/ダウンビートがしっかりと曲の土台を堅め、静かにジワジワ響くシンセのメロディーが曲全体を包み込み壮大な世界を作り上げていて、極太ビートの上なのに夢見心地にさせてくれます。どことなくAliasっぽさもありますが、もっと日陰っぽい?感じかな…。今更だけどAd Noiseamって良い音出すね♪

Disc Review #139

discreview139.jpgBeing Kurtwood - Zucchini Drive
昨年の13&Godは1つの事件でした。あのアルバムにマイナス評価を付けた人は極めて少ないと思います。だって素晴らしかったですもん。そして、こちらでも紹介したベルギーのアングラHipHopユニットCavemen SpeakのSiazと、スウェーデンのStacs of StaminaのMC Marcus Graapによるユニット、Zucchini DriveHueからの2ndアルバムがその13&Godを超えると…。いやいや…何とも大きく出たなぁと…w
このアルバムに収録されている各曲のプロデューサー陣(Giardini di Miro, Markus Acher, Lord Grunge, Corrado Nuccini, Lauri, Styrofoam, Pilot Balloon, B.Fleishmann, Alias, Populous)を見るとヨダレが止まらないぐらい豪華なんですが、どの曲も各プロデューサーらしさみたいなのがあまり出てないように思うのですよ。楽曲はどれも格好良いし、メローなメロにラップという組み合わせなんか涙ものですが、13&Godを聴いた時のようなThemselvesの曲にも聴こえるけど、The Notwistの曲にも聴こえる、だけど何か新しい13&Godという音にも聴こえる…みたいなのが今イチ伝わって来ない(ラストのPopulousプロデュースの曲は別ですけど…♪)。Cavemen Speakのアルバムとあまり変わらないみたいな…。まあCavemen Speakのアルバムは好きなので、これも好きですけど。

February 04, 2006

Disc Review #138

discreview138.jpgThe Reening Dithers - Exillon
割と良い感じのペースでリリースしているAd NoiseamからExillonの2ndです。太いIDM/HipHopビートが特徴でもあるAd Noiseamですが、購入前にレーベルサイトにてこのアルバムを試聴した時は、ここのレーベルにしてはメロディアスかな?なんて思って、メロディー重視の私は迷わず購入した訳なんですけど、聴いてみたらメロディーがどうのとかそんなレベルのアルバムではないということに気づかされます。
ピアノやギターなどの綺麗で繊細な上モノにIDM/HipHopビートなMerckラインの音から、静かに時に激しく打ち付けるFunckarmaラインの硬質なIDMだったりと色々聴かせてくれてます。思っていたほどメロディーって感じでもなく寧ろ少なめだったりもしますが、どの曲も上モノとビートとのバランス(強弱とか距離間とか…)が絶妙だなぁ〜と。最もエレクトロニカらしいエレクトロニカな1枚ですね。はい、良作です♪