November 30, 2006

Disc Review #214

discreview214.jpgYou Are Beautiful At All Times - Yppah
あら、Ninja Tuneですってよ。Ninja Tuneってメジャーレーベルの割に個人的にはあまり馴染みがない。というのも、ダンサブルなテクノばっか聴いてた若かりし頃の自分には、どこかHipHop臭のするNinjaの音が受け入れられなかった、というか全く惹かれなかったんです(昔HipHop超嫌いでしたから…)。その延長で今となってもあまり重要視してなかったんですが、先日リリースされたBonoboのアルバム(あ、レビューしてねぇ…)と今回のこのYppahを聴いて、"超かっけー"とか思ってる自分がいたりしてね。Ninja最高ですよ。って今頃? って感じですよ、ホント…。
ということで、このYppahが超かっけー訳です。The Truthというターンテーブリスト集団の一員として活躍し、マイブラとHipHopに強く影響を受けているらしいのですが、もろにそれが聴いて取れるアルバムだなぁ…と。リズミカルに打ち付けるシンプルなHipHopビーツに、ギターをはじめ様々な生楽器にディレイをかけた色とりどりなPost Rock調のメロディーがあちこちで響き渡り、キラキラした美しさやアナログ感も残した暖かみのあるサウンドで、全体的にノイジーさもあり曲構成も荒く…というかすんご〜く大胆なんだけど、それがとても気持ちが良く爽快☆ 何だかとっても新しい感じがします♪

November 26, 2006

aus New Album リリース!!!

ウチのブログでも何度か名前を出させてもらっていて、大プッシュなアーティストausさんのニューアルバムがLinus Records主宰のレーベル"Preco Records"よりリリースされました! ってまだ聴いてないんですけどね…。でもPrecoのMyspaceにて2曲試聴しました…ヤバいです!! あ〜色々書きたいけどレビューの時書く事なくなりそうなのでここでは書きませんが、間違いなく必聴盤です!

Disc Review #213

discreview213.jpgWait Here With Me - David Newlyn
さっき街中で光り輝くクリスマスのイルミネーションが目に入り、突然、某ディズニーランドが思い浮かんできて、エレクトリカル・パレードがエレクトロニカ・パレードだったらシートとか敷いて超場所取りしちゃうね! とか思いながら一生懸命チャリこいで帰ってきました。はい…もうすぐクリスマスです。そんなクリスマスにピッタリな音を紹介しようかと…。
久しぶりにネットレーベル物です。以前こちらでも紹介したDrift Recordsから先月末にリリースされたDavid Newlynというアーティストのアルバムです。このアーティストは、極少枚数でcdrをリリースするOctober Man Recordingsから今年6月に4曲入りEP(25枚限定)をリリースしています。25枚って…身内に配るのか? ってぐらいの枚数ですが、こちらでそのEP4曲のうち3曲DL出来ちゃったりします。
んで、今作ですが、Merck系のタイトで分厚いHipHopビートや、程よいノイズ混じりの細かく打たれるミニマルなビート。そして、ピアノやベルによる伸びやかで広がりのある優しく少しコミカルなアンビエンスメロディー。私的にビート・メロディー共になかなか好き系でして、メロディーのいい意味での雑っぽさが妙に暖かく感じたりします。曲によってはI am Robot and Proudにアンビエントさとゆるさを持たせた感じに聴こえたり聴こえなかったり…。後半はアンビエント色強めですけど…。ベル音がなかなかクリスマスっぽく時期的にも良いかと思います♪

November 19, 2006

Disc Review #212

discreview212.jpgElysium - Ruxpin
んぁ〜♪いいよこれこれ〜。ElektroluxのサブレーベルMikroluxから、Jonas Thor GudmundssonによるRuxpinの新作です。この人、Sutemosの激良コンピIntelligent Toys2, 3(Disc Review #046)にも参加していましたね。アルバムも今回で5枚目かな? なかなか多作な人です。ちょっとこれは旧作も聴いておかないとまずい音してます。
音色や曲構成が何となくProemっぽさがあり機械的でとても繊細なんだけど何だか大胆さというかポップさ? みたいなものもあって、Proemに比べると少し分厚くテクノ的な単調さがあるビートと、メランコリックさやオーガニックさが感じられ、物静かで控えめながらもとてもメロディアスなメロディーで、全体的にジワジワと広がる少し煙たくノイジーでアンビエンスな温もりを感じます。あ〜やっぱこういうIDM直球な音は大好物ですね! ってかElektrolux, Mikrolux両レーベルとも、ホント良質な音いっぱいありそうです。もうちょい気合い入れてチェックしないとって今更…?

November 13, 2006

Disc Review #211

discreview211.jpgAnother Generic Label Sampler Vol.1,000,000 - V.A
どーもです。ブログをちょろちょろといじくってます。ってまだバナー画像とリンクだけですけど…。カテゴリがちょっと少ない気がするので、シリーズ的に何かやりたいなぁとか思ってるんですけど、あまり欲張ると内容スカスカになりそうなので…。まぁ様子見ながらって感じで。
はい、ずっと気になっていてたんですが、後回し後回しでやっと聴けました。A.I Recordsなどのメンバーによるブライトンの新レーベル、Concrete Plasticのお披露目コンピです。新人アーティストに加え、A.I絡みのアーティストが数名と、PraveenYunxことIan Lawの別名儀 The Other Collectors、Seed RecordsPosthumanなどもいたりします。音もTechnoよりなElectronica〜IDMといった非常にA.Iちっくな音で、毎年恒例のA.Iのレーベル・サンプラー(Disc Review #080, #157)をイメージして頂ければよろしいかと…。まさにあんな感じです。発狂するほど良いわけでもありませんが、決して悪くないです。Praveenの曲が、ピアノ・アコギ・生ドラムを主体としたトラックで意外だったんですが、程よいメランコリーさにしっとりと泣かされます。うん、まぁチェックしてても損はないレーベルっぽいですね。
収録アーティスト:The Other Collectors, Rootsix, 214, Praveen, Yellotone, Ultre, Posthuman, Ian Heywood, Rosner

November 12, 2006

Disc Review #210

discreview210.jpgBring Extra Dragons - Ilkae
Merckのラストリリース予定だったMerck mix 5がキャンセルのようなので、MerckからのCDリリースも残すところあと3枚ですか…。 この間出たTychoのアルバムは以前こちらで紹介したモノと大して内容が変わらなかったのでレビューはしませんが、新たに収録されてた新曲がとっても良かったですよ♪
で、今回は、Merckから1stアルバムとリミックスアルバム(Disc Review #049)をリリースしているKrystian LubiszewskiとAaron MunsonによるIlkaeの2ndです。ってか、以前どっかでAaron Munsonのソロになったって情報を聞いたんですが、元に戻った? それともガセネタだった? で、今度はこのリリースでIlkaeとしての活動も最期らしいです…(warszawaのレビュー参照)。
今作でも相変わらずのコミカルでカラフルなゲーム〜トイ風なシンセメロディーに、軽快でリズミカルに打ち付けるMerckらしい太いブレイクビーツ。1stが1〜2分の短い曲が40曲以上収録という、アルバム的にも音的にも何とも微妙な内容だったんですがw、今作は1曲1曲しっかりと聴かせてくれて、音的にもエディットに無駄がなくなったというか、丁寧になった感じがします。全体的にコミカルながらもずっしりと重たく芯が通っていて、すごくまとまっていて良くなった印象を受けました。こういう成長が聴いて取れるアルバムは好きです♪

Disc Review #209

discreview209.jpgMadingley - Minisystem
まぁ、そんな感じで(どんな感じで?)AIRs:BLOGは音楽専用ブログになったわけなんですが、今まで音楽のことばっか書いてると思ったら意外とそうでもなかったりして、本当にブログを分ける必要があったのかと…。まぁ、これからは音楽情報を求めている方にとってより利用しやすい分かりやすいブログにしていきたいと思ってますので、引き続きよろしくです。ちなみに音楽以外のネタはこちらのブログに書く事にしました。
さーて、Noise FactoryからトロントのJeff LeeによるMinisystemのデビューアルバムです。これも日本人が好きそーな音ですね。角の丸い4/4ビートがぽこぽことリズミカルに打ち付け、アナログシンセによる伸びやかでほんわかと温もりのあるキュートでポップなメロディーライン。何かどの曲もすごくストレートなのであまり書く事ないですw。真っ青な空に映えそうな混ざり気のないすごく爽やかなエレクトロポップといった感じ。何も考えずにゆったりとボケーっと聴くのが良いかとw。

November 06, 2006

やっぱり!!!

先々月ぐらいに、ここのブログでも度々名前の出る私の大好物なArc LabのMyspaceへ訪れたところ、ページ内のFriend Spaceのところに、Near The Parenthesisがいて「Arc Labとこの人は交流あるんだなぁ」とか思ってたら、同じくFriend Space内にn5MDの名前も…。Near The Parenthesisはn5MDからリリース予定ですし…な〜にか臭った訳ですよ。Arc Labもn5MDと何か関係があるなと。…はい、来年2月にn5MDから"No Spectre"というアルバムをリリースするようです!!! 既にレーベルサイトにて試聴出来ます。新曲に加え以前紹介したACIDplanetに置いてある曲が数曲収録されてますね。いやいや、良さげです♪これまた泣かされそうです…。もしかしたらNear The Parenthesisと同時リリースなんてことも考えられるかもですね。ん〜贅沢過ぎ!!!
ってか翌々考えれば、Near The ParenthesisとArc Labは共にMusic Made By Peopleからアルバムをリリースし(Disc Review #094, #193)、Duotoneの企画CDRにも共に登場(Disc Review #128, #193)。Near The Parenthesisがn5MDからリリースというアナウンスがあった時点でArc Labのリリースも必然的だったのかもしれませんねw。

November 02, 2006

Disc Review #208

discreview208.jpgYui - Childs
このChildsというアーティスト、どっかで聞いたことあるなぁ…と思ってたら、以前メキシコのレーベルAbolipop Recordsからリリースされてた"Abolipop+Friends"というフリーのmp3コンピ(現在入手不可能っぽい)のラストに収録されてて、その曲がとっても良く、私が個人的に楽しむ為に作ったこちらのコンピでも選曲しちゃった…というアーティストでした。ってかCD買ってから気付いた。やっとCD出せたんだね。ってことで、Static DiscosからPaul MarronとGuillermo BatizによるChildsのデビューアルバムです。
ゆ〜らゆ〜らと揺らめくアンビエンスなシンセと優しく打たれるビート。そして、アコギとピアノ主体のしっとりと暖かく、ドリーミーでキラキラした程よいシューゲイズ加減のドラマティックなメロディー。日本のアニメに影響を受けているようで「火垂るの墓」でのとあるセリフをネタにしている曲もあったり…。何かね、旋律とか曲構成なんかがものすごく素直で分かりやすく、聴き込まなくても自然と耳に残る感じがしてUlrich Schnaussのようなストレートさがある。音はもうちょっとユルめでPost Rockよりですけど…。某ショップのレビューでも書いてありましたけど、確かにこういう音は日本人ウケしそうですね。私も好きです。

November 01, 2006

Disc Review #207

discreview207.jpgThe Lost Take - Dosh
11月になりましたが、みなさま如何お過ごしでしょうか? さーて、Anticonからは3枚目となるMartin DoshによるプロジェクトDoshの新作です。生ドラムを中心とした暖かくリズミカルなビートと、ローズピアノのポップで柔らかくキラキラしたメロディーに、ヴァイオリン、ギター、サックスなどの音を散りばめ曲に広がりを持たせ、ほんのりと歌で色づけ…。相変わらず音色豊かで、それらが絶妙な具合に混ざり合い安らぎと安心感みたいなのが感じられ、自然と体が左右に揺れ思わず笑みがこぼれてしまいそうなほどの幸福感に満ちあふれた心地よいグルーヴを作り上げてます。言葉では上手く言えないんだけど、何だか不思議なポップ感があるんですよね。ってか毎回思うんだけど、この人って音の使い方というか魅せ方というか…ホント上手いなぁ〜と素人ながら思います。これだけ異なる音色を見事1曲にまとめ上げてしまうセンスにため息でます…。ものすごい才能ある人なんだろうなぁ…。