June 29, 2008

Disc Review #324

discreview324.jpgPainted - Headphone Science
ObservatoryEn:peg Digitalなどのネットレーベルからや、多数のコンピなどにも参加。オリジナルアルバムも2枚出してるHeadphone Scienceの3枚目となるアルバム。Symbolic Interactionから。
優しく物静かに奏でられるピアノなどのアコースティック楽器による、感傷的でメランコリーなメロディーラインと、時折打たれる微かなビートと散りばめられたエレクトロニクスな音の破片。
ん〜…な〜んかね、メロディーがすごく綺麗で輪郭もハッキリしてるからビートが弱い(つーかほとんど無い)のが変に目立っちゃってる感じ。何て言うか…最初から最後までずっと前奏みたいですんごく中途半端。正直こういうアルバムが一番嫌いかも…。メロディーが綺麗なだけにすんごく惜しい。。。繊細で硬めのブレイクビーツなんか入ってくれば、Toytronic系のIDMに大変身するのになぁ…なんて。
アルバム後半に収録されてるリミックス(5曲)はどれも素晴らしいです。リミキサー:Sokif, Electricwest, Fugenn & The White Elephants, Broken Haze, The Retail Sectors

June 22, 2008

泡4

さてさて、半ドアの3molesさん主宰のイベント"Our Bubble Hour vol.4"が、今月の28日にBul-let'sにて行われます。前回に引き続き今回もフライヤーのデザインをさせて頂きました。
今回はですね、以前3molesさんに「Our Bubble Hourにいろのみを呼んで下さいよ〜」なんて冗談半分でお願いしてみたところ…なんと! 本当に呼んでくれちゃったんです!!! あはは〜ホント感激です!
ということで、今回のOur Bubble Hour vol.4は、2ndアルバム(Disc Review #319)をリリースしたばかりのいろのみが出演します! あの音が生で聴けると思っただけで…ヨダレが出てきます。つーか、ホント泣いちゃうかも。。。
間違いなく必見&必聴ですのでお時間のある方は是非!!! あ、お越しの際はフライヤーもお忘れなく〜w。
--------------------
◎6/28(sat) @Bul-let's
◎17:00-21:00/¥2,000(1D) w/f ¥1,500(1D)
◎LIVE:いろのみ(涼音堂茶舗 / STARNET MUZIK) 、Cuushe
◎DJ's:run, zu-hause, ゑ
*先着順で特製コンピレーションCDプレゼント

June 21, 2008

Disc Review #323

discreview323.jpgThe Standoffish Cat - Mrs Jynx
エレクトロニカ好きの人ならもう聴いたかと思います。Planet-Muより女性アーティストHannah DavidsonことMrs Jynxのデビューアルバムがリリースです。
規則正しく打ちつけるエレクトロニカ/IDMビーツに、程よいアシッド感のあるベースライン。そして混ざり気のないエレクトロニカ100%といった感じのキャッチーでピュアなシンセメロディー。はい、王道ってことです。
これ系の音はKettelが引き合いに出されるけど、Kettelほどの派手さはないですね。あと、ここ最近のPlanet-Muにしてはかなり大人しめ。どちらかというと初期のPlanet-Muとかμ-ziqとか、そんな感じで若干古臭いかなぁ。ん〜悪くないんですけど、普通過ぎてパンチがないですねー。4曲目良いな〜と思ったらResynthesizeによるリミックスでしたし。

Disc Review #322

discreview322.jpgFloat - Peter Broderick
久しぶりにTypeリリースのCD買ったな。XelaのDead Sea以降完全ノーマークだったから…。つー訳で、Typeの7インチシリーズや、Kning Diskからミニアルバムなどもリリースしているポートランドのピアニスト、Peter Broderickの1stアルバムです。
ピアノを主体としたメロディーに、ストリングス、ヴァイオリン、トランペットなどの楽器で曲全体に厚みと広がりを持たせ、温もりや力強さを感じるクラシックな音色で作り上げられる穏やかで美しい極上のアンビエンスな音世界。飾り気の無い音とシンプルな曲構成だけど、妙に存在感と迫力のある楽曲に嫌でも惹き付けられます。ゆらゆら〜っとぼやけた音の中で、時折鮮明に鳴り響く緩く冷たいピアノのメロディーとか、ホントたまりませんねー。8曲目とか泣ける…。
それにしても、ポスト・クラシカルっつーの? 最近こっち系アーティストって多いよね。まぁ嫌いじゃないけど…ってか寧ろ好きだけど♪Goldmundももうすぐ出るみたいだね。

June 15, 2008

Disc Review #321

discreview321.jpgExiting Arm - Subtle
前作"For Hero, For Fool"で完全にロックな方向へ行ってしまい、全然良いと思えず大して聴きもせずレビューもせず…だったので、今作も全く期待せずに一応買って聴いてみたら……あはははは〜とんでもない事になっていました〜みたいな。
はい、Subtleの新作は "New White" "For Hero, For Fool"に続く三部作の最終章となります。Lex Recordsから。
ロックとHipHopを織り交ぜたようなガツガツとした荒々しさに何処かソフトな感触を感じるリズム群に、彼らにしか奏でられない独特なポップ感のあるメロディーとDoseoneの甲高い声が乗っかり、不安定な構成と不思議な曲展開が妙に気持ちよいのです。これまでと比べると、メロディーがキャッチーになり浮遊感すら感じるほど柔らかくとても聴きやすくなった印象を受けます。展開もドタバタしてるけど無駄無くまとまっていて、その辺の構成力・聴かせ方は流石だなぁ…と。音的には前2作のちょうど中間的(良いとこ取り)なサウンドという感じでしょうかね。見事です。素晴らしいです。良〜作♪

June 14, 2008

Disc Review #320

discreview320.jpgHero Crisis - Depth Affect
CyneAliasをゲストに迎え話題となった前作(Disc Review #167)から2年、フランスの4人組Depth Affectが2ndアルバムをリリースです。前作同様Autres Directions In Musicから。
太く重たいシンプルなブレイクビーツに、ズタズタにカットアップされたちょっと古臭くエレクトロ臭のするメロディーやヴォイスなどを散りばめた、少し硬めでIDMっぽさのあるElectronica/HipHop。
前作に比べると、メロディーやエディット感など全体的に地味になった…というか落ち着いちゃった感がありますね。ポップ(カラフル)さが無くなって、逆に若干ですけどテクノっぽい単調さやミニマルさを何処かに感じる。ホント前作のような勢いが感じられないんだよなぁ。若々しさが無いというか…。ん〜…ハッキリ言いますが、個人的には前作の方が全然好きです。

June 08, 2008

Disc Review #319

discreview319.jpgRecode - いろのみ
今年始めに彼らの1stアルバム(Disc Review #299)を耳にしてからすっかり虜です。柳平淳哉と磯部優によるユニット"いろのみ"の2ndアルバムが早くもリリース。今回はSTARNET MUZIKから。
美しく柔らかいピアノの音色に微かな電子音響が優しく繊細に絡み合い、とても上品で心地良い音空間を創り出しています。前作同様、各曲から様々な空気感や温度感を感じ取る事ができ、音数も少なくシンプルだけど、一音一音がとても感情豊かでメッセージ性が強いです。だけど押し付けがましさのないスマートでストレートな音表現はお見事。前作に比べるとポップさが増して明るく色鮮やかになった印象を受けました。何かピアノの迫力が増したよね。
う〜ん、ホントに素晴らしいです。6曲目とか。つーか、捨て曲ないわ。良作♪

June 07, 2008

Disc Review #318

discreview318.jpgBersarin Quartett - Bersarin Quartett
warszawaなどでプッシュされてた割にはイマイチだなぁ…って印象だったんですけど、1週間くらい間を開けて聴き直してみたらすごく良くなってた。音も寝かせると良くなるんですw。
昨年のOnpa)))))からのアルバム(Disc Review #286)もなかなかだったJean-Michelの別名儀となるBersarin QuartettLidar Productionsよりリリースです。
シンプルで繊細な電子音響と、ユラユラと揺らめきジワジワと広がるヴァイオリンやストリングスなど様々なクラシカル楽器による上品で上質なオーケストラルなメロディー。基本的に音響/アンビエンスなサウンドで物静かな雰囲気ですが、メロディーが綺麗で力強くとても魅力的なので、嫌でもアルバムの世界に引きずり込まれます。映画音楽のようなストーリー性も感じられますね。
う〜ん、ディープで良いです♪梅雨の間、家で1日中ぼーっと聴いていたい感じ♪