2008 BEST !
さて、年間ベストをアップしないと年が越せませんのです。今年は、引越しやら仕事やらで色々とバタバタしていて、ゆっくり音楽を聴けてなかったんですが、あまり良盤のリリースも少なかったよね? 毎年何だかんだで100枚以上CD買ってるのに、今年93枚だし。去年以上に不作な年だった気がします。あと、ポスト・クラシカルばかりリリースされてた印象もあるな…。まぁ好きだからいいんだけど。
つーことで、不作な年ながらも、たくさんの音楽に出会い感動させてもらいました。エレクトロニカ万歳。ワーイワーイ。では、AIRs:BLOG的2008ベストです!
今年も当ブログに足? を運んで頂いた皆様に心から感謝申し上げます。来年度も引き続きAIRs:BLOGを宜しくお願い致します。それでは、良いお年を…。。。
2008 BEST DISC TOP10
10. D_Rradio - D_Rradio
タワレコなんかでも結構大きくプッシュされてたから、聴いた人たくさんいるんじゃないですかね? 初心者にも聴きやすい、程よいポップ感のKettel系王道エレクトロニカ。まぁ間違いのない無難なラインですね。こういう基本的な音は大切にしないと。(Review Page)
09. Home - Peter Broderick
元々ポスト・クラシカルなアーティストなんだけど、こちらはアコースティック作品でした。曲の雰囲気はHeliosっぽいんだけど、もっと柔らかいというか牧歌的というか…ちょっとクラシックっぽさもあって、何かありそうでない感じがしてすごく惹かれましたね。あと声がたまらん。(Review Page)
08. Five - Another Electronic Musician
今年のn5MDは、前半ちょっと元気の無いリリースだったけど、後半持ち直しましたね。この人もこの作品で化けました。微妙な変化なんだけど、聴きやすい暖かい音になったなぁ〜という印象を受けて、聴けば聴くほど良くなっていったので、毎回聴くのが本当に楽しみだった。(Review Page)
07. Soundtrack to a Vacant Life - The Flashbulb
これも聴いた瞬間にランクインでしたね。全31曲、彼が持つ様々な音楽スタイルが全て収録されていて、尚かつ捨て曲無しという…恐ろしいアルバムでした。曲数の多いアルバムってあまり好きじゃないんだけど、これは別。どのスタイルでも外さない、そしてメロディーの美しさ…うんうん。(Review Page)
06. Silent 77 - Geskia
これも素晴らしかったなー。flauっぽくないなーとか初め思ったけど。デビューアルバムにしてこの多彩な音使いとメロディーの幅の広さ、そして構成力の高さにはマジでビビりました。相変わらず、日本人レベル高いなーと思わせる1枚でした。まだまだこれからが期待なアーティストですね。(Review Page)
05. Caesura - Helios
やっぱりこの人はランクインします。今回もアルバム的にはもっと上にランクインしていても全然おかしくないんだけど、彼の場合、他のアーティストのアルバムと比べる前に、まず "Eingya"と比べられちゃうから、どうしてもランク的に下がってしまうけど、素敵なアーティストだよね。(Review Page)
04. Faulty Toned Radio - The Boats
この人も今作で見事に化けました。これまでの生音と音響/アンビエントというスタイルに、ほんの少しのビートを加えただけで、こんなにも魅力的な音楽にしてしまう彼のセンスに脱帽でした。聴いた瞬間「あ、やべぇなこれ…」って思いましたもん。迷わずランクインでした。(Review Page)
03. Tiny Musical - Akira Kosemura
ベタだな〜とか言われそうですけど、良いものは良いんです。てか、Scholeから出るモノって毎回どれも似た感じの音と雰囲気で、狙ってる感がすごくするんだけど、これは結構内容的にも濃いと思う。しっかり創り上げてる感じは音からもちゃんと伝わってきたし、1stより全然よくなってたし。(Review Page)
02. Exiting Arm - Subtle
いや〜これ、1位にするか2位にするか最後の最後まで迷ってたんですけど、タッチの差で2位に…。Subtleってあんまり好きじゃなかったんだけど、今回のサトル君はメロディーとDoseoneの歌がこれまで以上に際立ってて、本当に素晴らしかった。音の使い方が上手いしやっぱ格好良いよね。(Review Page)
01. l'eixample - Near The Parenthesis
完全に逆転優勝です。というのも、これ聴いた当初あまり良く思えてなくて、しばらく聴かずにいたんです。で、1〜2ヶ月寝かせてから聴き直したらめっちゃくちゃ良くてw、気付いたらこの位置に…みたいな。レーベルカラーとアーティストカラーが上手く溶け合っててホント美しいアルバム。(Review Page)