September 26, 2010

Disc Review #446

discreview446.jpg7fingers - Nils Frahm & Anne Müller
さてさて、昨年素晴らしいピアノアルバム(Disc Review #428)をリリースしたNils Frahmですが、この間のF.S.Blummとのコラボ作品に続き、今度はベルリン在住のチェリストAnne Müllerとのコラボアルバムのリリースです。
小刻みに打ち込まれるコロコロと丸みを帯びたグリッヂ混じりのアブストラクトなビートと、それを包み込むように奏でられるチェロ・ピアノ・ストリングスなどによるとても美しいクラシカルなメロディー。
はい、メロディーの美しさは言うまでもありません。てか、ピアノはもちろんだけどチェロの音色が楽曲にすごくいい感じの緊張感を出しててゾクゾクします。そして問題?のビートですがIDMな繊細さとブレイクコアっぽい勢いもあり、クラシカルなメロディーとの絡みも不思議と違和感無くマッチしていて個人的にはとても好みです。けどまぁ、正直ビートに関してはまだ若干素人っぽさを感じますけどね…w。

September 17, 2010

Disc Review #445

discreview445.jpgEnough Conflict - Proem
個人的にリリースを楽しみにしているアーティストの1人でもあるRichard BaileyによるProemの8作目となる新作がリリースです。前作はNonresponseからでしたけど、今作は再びn5MDに戻ってのリリースです。
繊細で小気味良いリズミカルなIDMビートや温かい生ドラムのサンプリングビートに、極太なベースラインが絡み、奥行きのあるスペーシーでアンビエンスな美しいシンセメロディーやキャッチーなIDMメロディーが楽曲を全体を包み込みます。
ここんとこアンビエント寄りな作品が多かったイメージなんですが、今作はガッツリなビート満載でかなり攻めの姿勢を見せてますね。てか、今までで一番音が豊かでよく聴くと色んなスタイルの曲をやってて聴き応えあります。まぁ自分的に、2nd(Disc Review #004)こそProemの音だと思ってるので、それと比べるとちょっと欲張り過ぎかな?というかビート強過ぎじゃね?という印象。もうちょい繊細さが欲しかったな〜。まぁ、一般レベルで見たら良盤クラスだけれども。

September 14, 2010

Disc Review #444

discreview444.jpgFrom Arcs to Embers - Bitcrush
先日アルバム(Disc Review #424)をリリースしたばかりのn5MDのオーナーMike CadooによるBitcrushが早くも新作をリリース…と言っても、今作はFunckarmaNear The Parenthesis, subtractiveLADport-royal, Winterlightなどのn5MD周りのアーティストによるリミックスを集めたアルバムになっています。
奥行きのある伸びやかなブレイクビーツ〜ダウンビート〜4つ打ちビートと、浮遊するノイジーなドローンサウンドと共に、綺麗なストリングスと温かいピアノ、ギターによる美メロディーが楽曲に色付けをしていて、Bitcrushのポストロック〜シューゲイズ加減を程よく残しつつ、各アーティストのカラーがいい感じにブレンドされています。
個人的にリミックスってあまり好きじゃなく、今までもオリジナルに勝るリミックスって数える程度しかなかったんですが、今回はどの曲もオリジナルより良いです…といっても、ずば抜けて良い!ってほどでもないんですが…w。個人的にはオリジナルの良いとこを上手に料理してるFunckarmaのリミックスが好きかな〜。