November 23, 2010

Disc Review #457

discreview457.jpgHexadecagon - The Octopus Project
テキサスの4人組バンドThe Octopus Projectの4枚目となるアルバムがPeek-A-Boo Recordsからリリース。
ドタバタと大胆にリズムを刻む打ち込みビート〜生ドラムと、ピアノやシンセによるキラキラときらめくカラフルなメロディー。とてもポップなポストロック〜エレクトロニカなアルバムに仕上がっています。
ロックな大胆さや勢いとポップなキャッチーさが見事に合わさってて、そこに少しだけミニマルな要素も感じ、ザックリした作りの中にも繊細さが伝わってきます。別に珍しい感じの音でもないんだけどクオリティは高いと思います。DoshNetworksを足した感じかな。
てか、一曲目のテンションをずっと保てられてたらもっと良かったのにな〜とか思った。そういえばNetworksのアルバム(Disc Review #437)もそうだったな…w。

November 20, 2010

Disc Review #456

discreview456.jpgLike Green Grass Against A Blue Sky - Library Tapes
存在的にはポストクラシカルの代名詞的アーティストでもあるんですけど、個人的には今まであまりピンとこなかったLibrary Tapes。当ブログでも今作が初めてのレビューらしくて自分でもビックリしてます。(Danny Norburyとのユニット"Le Lendemain"はありますが…Disc Review #399)。ということで、David WenngrenによるLibrary Tapesの、自身のレーベルAueticからリリースされた5thフルアルバムのご紹介。
優しく柔らかい哀愁漂うピアノの音色と共に、フィールドレコーディングスとノイズが混ざったドローン/アンビエントなサウンドがユラユラと浮遊するドローン〜ポストクラシカルなアルバムです。
彼の作品てピアノメインではあるんだけど、あまりメロディーが浮き出てないというか…どこか実験的というか音響よりなところがあるんですよね。まぁ今作はわりとメロディー多めな気もするけど、やっぱりあまり好みじゃないなー。

Disc Review #455

discreview455.jpgRegen:Tropfen - Zazie Von Einem Anderen Stern
ドイツの女性アーティストMaike Zazie MaternによるZazie Von Einem Anderen SternのデビューアルバムがDrifting Falling Recordingsからリリース。
感傷的で哀し気な冷たく暗いピアノによるメロディーに、チェロやフィールドレコーディングスを組み合わせ、弱々しい微かな歌とグリッヂノイズを散りばめたポストクラシカルなアルバムです。
最近よく聴くポストクラシカルな作品とはちょっと雰囲気が違う感じがしました。何かね、聴いててゾクゾクする不気味さがあるんですよ…。このダークな世界観はとても好み。あと、すごく自由に音作りをしてる感じがして、良い意味で未完成っぽい荒さがあるんですよね。
良い悪いは別として、ポストクラシカルブームの中、デビューアルバムにしてここまで個性的な作品をリリースする彼女はとても才能のあるアーティストだと思います。今後がホント楽しみ。