December 31, 2010

2010 BEST!

いや〜いよいよ2010年終わりますね。今年の音楽どうでした?個人的には去年に引き続き…というか、去年以上にポストクラシカルな年でした。あとアンビエント。IDMとかホント聴かなくなったわ。てか、ピアノの曲ばっかり聴いてた気がする。
で、今年買ったCDの枚数ですが………94枚でした。3年連続で100枚切っちゃいましたわ。リリースが少ないのか、ただ単に音楽への愛が足りないのかわかりませんけど…。
あ、あと6月にTAICOCLUBにも行きましたね〜。ほぼ初フェスでしたけど本当に楽しかった。来年も機会があったらまた行きたいなー。てか、今年全然ライブ行かなかったわ…。
ま、そんな感じでAIRs:BLOG的2010年アルバムTOP10です!

今年も当ブログを見に来てくださった方々、本当にありがとうございました!来年も、少しでも皆様の音探しのお役に立てられるようマイペースに続けていこうかと思っておりますので引き続きよろしくです!それでは良いお年を〜!


2010 BEST DISC TOP10

discreview414.jpg10. Life at the End of the World - subtractiveLAD
n5MD、2010年最初の同時リリースの内の1枚でしたね。もう1stの頃の面影が全くないほど完全なアンビエントなアルバムで、浮遊するシンセサウンドの中にちょっとのメロディー…という今の自分にはツボ過ぎるくらいツボでした。来年早々に新作が出るみたいでどうやらIDMっぽいですね。そちらも楽しみ。(Review Page

discreview447.jpg09. Cerulean - Baths
これにはビックリさせられましたね。[Post-Foetus]の別名儀がAnticonから〜?って半信半疑で聴いてみたら…ちゃんとAnticonしていて超格好良かった。ザックリとドタバタしたブレイクビーツに楽し気な上モノ。こういう分かりやすい音は大好きですね。てか、別の名儀で出すならこのくらい音の違いを出さなきゃねーとか思った。(Review Page

discreview431.jpg08. 1985-1994 - Mohna
ありそうでなかったとても不思議なアルバムでしたね。消えてしまいそうなくらい弱い吐息混じりの彼女の歌声と美しく感傷的なピアノのメロディーという、ほぼピアノと歌だけの構成なのに何故かものすごく惹き付けられてしまう不思議なパワーを持ったアルバムでした。何かね、心の奥底にキュンキュン来るんですよね。(Review Page

discreview432.jpg07. Lakefront - M.Ostermeier
ここ1,2年でこちら系の音は完全に開拓されました。救いようの無いくらい地味ですけど、ドローンサウンドと切ないピアノによる微かな美メロ…もうねこのアルバムには今年何度現実逃避させてもらったことか…。ラストの曲には本当にお世話になったし。夕暮れ時に聴くのがおススメ。涙出ます。(Review Page

discreview448.jpg06. Famous Places - Goldmund
ポストクラシカルではもはや代表格ですね。これ聴いた時素直に「いいわ〜」って思ったのを覚えてます。これまでの作品の中でもすごくカラフルでポップなんですよ。完全にポストクラシカルなアルバムなんだけど、何て言うかポストクラシカル特有の暗さがなくてすごく聴きやすいんです。Heliosといいやっぱり彼は良いね。(Review Page

discreview429.jpg05. Say Goodbye to Useless - Deru
これはただただ格好良かった。ここ最近はポストクラシカルとかアンビエントとかユルい音ばかり聴いていたので、久しぶりにパンチのある音にぶっ飛ばされました。自分の音を貫いてるなーってのも感じたし。てか、Merckneo ouijaToytronicが元気な頃はこういう音で溢れ返っていたのにな〜なんてちょっと懐かしくも思ったり。。。(Review Page

discreview436.jpg04. ...And They Have Escaped the Weight of Darkness - Ólafur Arnalds
ポストクラシカルなアーティストの中で日本で一番知名度があるのって彼じゃないかな?あのね、聴く前から音はだいたい予想はできるししっかりと予想通りなモノを聴かせてくれるんだけど、何だかんだ言ってやっぱり良いんだよ。しかも今作は全てにおいて格段にレベルアップしてるし。今回もピアノに泣かされました…。(Review Page

discreview464.jpg03. Tribes at the Temple of Silence - Bvdub
今年の最後の最後に滑り込んできた1枚。で、この位置。いや〜もう聴いた瞬間その壮大さに圧倒されました。完全アンビエントな前作にミニマル・ダブなビートが加わり、より世界観が広がったし聴きやすくもなったし、ホント気持ちが良いんですよ。マジで今年はアンビエントに恵まれてたなー。(Review Page

discreview452.jpg02. Ventricle - Dryft
美しく冷ややかで壮大なシンセのメロディーに音圧でグリッヂなブレイクビーツ…そう、結局自分が最も好きな音ってこういう音なんだと思う。エレクトロニカってこうだったなーみたいな懐かしい感じがした。何度も言うけど、Bitcrushはもういらないからこっち名義をメインに活動して!お願い!(Review Page

discreview449.jpg01. Becalmed - Sophie Hutchings
順位的にはDryftとほぼ同率ですが、今の自分の気分的にはやっぱりポストクラシカルなのかなーと。今年聴いたポストクラシカルの中では一番心動かされたアルバムでした。とにかくピアノのメロディーの美しさと曲展開の迫力に圧倒されっぱなし。ピアノ好きには鼻血もののアルバムでしたね。これだからポストクラシカルはやめられない!(Review Page

December 29, 2010

AIRs:BLOG Compilation - The Second Half of 2010

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AIRs:BLOG Compilation - The Second Half of 2010
01. 時色 - いろのみ
02. Human Eyeballs On Toast - Peter Broderick
03. revive - akira kosemura + haruka nakamura feat. miho ota
04. Grass Rides - Goldmund
05. Aerial - Keith Kenniff
06. Portrait Of Haller - Sophie Hutchings
07. The Deep And Lovely Quiet - Bersarin Quartett
08. Vapours And Waste - Dryft
09. Solitary Bonze Prayer - Harmonious bec
10. Fuguefat - The Octopus Project
11. Hall - Baths
12. A Contract of True Love - The Young Scamels
13. twilight - haruka nakamura
14. For Everything Calm Embrace - Yasushi Yoshida

さてさて、2010年下半期ベストが出来上がりました。いや〜今年はポストクラシカル三昧な年でしたので、今回の下半期ベストも初めポストクラシカルばっかりな選曲だったんですけど、さすがにこれじゃマズいなーと思ってだいぶ削りました。で、前半はポストクラシカル、後半はエレクトロニカという構成に。もっとエレクトロニカとポストクラシカルを混ぜた曲順にしたかったんだけど、いまいち気持ちのよい流れにならなかったんだよね。まぁ、全体的にパンチがない感じがするので退屈かもしれんなー。

December 27, 2010

Disc Review #464

discreview464.jpgTribes at the Temple of Silence - Bvdub
中国在住のアメリカ人アーティストBrock Van Weyによるソロ・プロジェクトBvdubの新作がHome Normalからリリースです。つーか、Glacial Movementsからの前作から半年も経ってないよね?
曲全体を包み込む優しいアンビエントなシンセサウンドと微かなピアノの音色、そして弱めのミニマル・ダブなビートが壮大な音空間の中でゆっくりと浮遊しながら反響し合い、これ以上無いくらい美しく心地よいディープアンビエントな世界を作り上げています。
前作はほぼノンビートのアンビエントアルバムで、尚かつ今回はHome Normalからだったので、もしかしたらドローン色強くなっちゃってる…?とちょっと心配してたんですが…無問題でしたよ。冷たく美しいアンビエントサウンドと無機質で機械的なミニマルビートとの相性は…もう最高です。すごく聴きやすくなってるし。雰囲気的に分かりやすいところでいうとYagyaとかに近い感じかなー。
いや〜今年最後の最後に素晴らしい音を聴かせてくれた彼に感謝です。激良盤!

つーことで、2010年のレビューはこれにて終了です。お疲れさまでした!残すは2010下半期ベストと、年間アルバムTOP10。

December 26, 2010

Disc Review #463

discreview463.jpgReal To Reel - Part Timer
前作(Disc Review #273)から3年ぶりとなるJohn McCaffreyのソロプロジェクトPart Timerの3rdアルバムがLost Tribe Soundよりリリース。
ゆったりと静かにリズムを刻むドラムと、微かなノイズと物静かな女性ボーカル共にアコギやピアノによる儚く哀し気なメロディーが奏でられ、とても味わい深い落ち着いた大人な雰囲気のアルバムに仕上がっています。
前作に比べるとエレクトロニカな要素はだいぶ減って、アコースティックで少し泥臭いフォーキーな印象が強くなりました。今にも消えてしまいそうなくらい弱々しい音で、牧歌的な雰囲気もあるんだけどとにかく暗いです。まぁそんな暗さに泣きのメロディーはピッタリはまっちゃってます。音数は極めて少ないけどすごく丁寧に作られてる感じがするので、聴けば聴くほどよくなるアルバムですね、これ。

Disc Review #462

discreview462.jpgHer Strange Dreams - Harmonious bec
65daysofstaticなどをリリースするUKのMonotremeから日本人ユニットHarmonious becのデビューアルバムがリリースです。
ドタバタしたブレイクビーツ〜疾走感のあるドラムンベース、またゆったりとしたダウンビーツなど様々なスタイルのビートに、ズタズタに切り刻まれたアコギやピアノやシンセなどの音の破片を繋ぎ合わせたような荒々しいメロディー。
きらびやかで美しい音なんですけど意外と隙間多めで荒い作りです。う〜ん…上モノの複雑さに比べるとリズム要素が物足りないなーという印象を受けました。色々凝ったことやってる感じはするんだけど…。まぁメロディーは綺麗なので、もうちょい構成などに丁寧さがあったらすごく良くなる気がしたなぁ…と素人ながら思いました。

December 22, 2010

Disc Review #461

discreview461.jpgGrateful Goodbye - Yasushi Yoshida
ここのレーベルもコンスタントにリリースしてますね。個人的にとても好きなレーベルでもあるnobleよりYasushi Yoshidaの3枚目となるアルバムがリリースです。3枚目らしいですけど初めて聴きます…と思ったら、こちらのコンピ(Disc Review #221)に参加してたのね。
ヴァイオリンやストリングスなどによるオーケストラルな空間の中で、アコギとピアノを中心とした美しく優しいポジティブなメロディーが響き渡ります。
ビート要素はほとんどありませんが、その分メロディーで溢れ返ってますね。あとすごく丁寧に構成されてるなーと。音数はそんなに多くないのに隙間無く音が詰まってて聴き応えあります。
基本的にオーケストラルな構成・雰囲気だけど、ポストクラシカルな要素も少々感じられてなかなか良いですね。

December 20, 2010

Disc Review #460

discreview460.jpgSketch - いろのみ
また知らない間にリリースされてましたよ。柳平淳哉と磯部優によるいろのみの6枚目となるアルバムがkitchen.よりリリース。つーか5thアルバム聴いてないし…。
ポロン♪ポロン♪とゆっくりと流れるように奏でられる優しく静かなピアノの音色に、虫や鳥の鳴き声などのフィールドレコーディングスがそっと混ざり合い、シンプルながらとても美しいアンビエントサウンドを聴かせてくれています。
今作は、夏のささやきをサウンドで描写した作品らしいのですが、正直今年のあのクソ暑い夏を音で表現したら絶対にこんなに美しい音にはならないだろ〜って思っちゃうほど美しい音世界が広がっています。てか、今年の夏にこのアルバム聴けてたら幾分暑さも和らいでただろうなぁ…ってほど清涼感があり、とにかく透明度が半端ないです。ピアノが心地よ過ぎる…。
全5曲ってのがちょっと少なくて残念だけど、十分楽しめる内容ですよ♪

December 19, 2010

Disc Review #459

discreview459.jpgShark Carousel - Mrs Jynx
女性アーティストHannah DavidsonことMrs Jynxの2ndアルバムが、前作(Disc Review #323)に続きPlanet-Muよりリリースです。
弾むようにリズムを刻むミドルテンポなブレイクビーツに、クリアで奥行きのあるキラキラと輝くキャッチーでスペーシーなKettel系のポップメロディー。
こういうポップIDMな音はエレクトロニカ聴き初めの頃にたくさん聴いてたけど、今聴くと古臭く聴こえてしまうのは僕だけでしょうか…w?メロディーはすごくクリアで綺麗で好みなんですけど、前作同様何だか物足りない感じ。女性だからなのかちょっと優し過ぎるのかなー。決して悪くないんだけど、それにしても懐かしい感じの音だなぁ…w

December 05, 2010

Disc Review #458

discreview458.jpgThe Reconstruction of Fives - V.A
今年も相変わらず元気の良かったお馴染みのレーベルn5MDから10周年を記念したコンピレーションアルバムがリリース。n5MDはこれが今年最後のリリースかな?
えー今作は、n5MD所属のアーティストやn5MDがディストリビューターとして関わっているレーベルのアーティスト全12組が、ProemBitcrushLights Out AsiaLast Days...などなど、今のn5MDを代表するアーティストの楽曲をカバー&リワークした作品を集めたコンピになります。
ビートのあるIDMな曲はほとんどなく、ここ最近n5MDが得意としている?アンビエント〜エクスペリメンタルな楽曲で構成されています。
すごく気持ちのいいアンビエンスなトラックも数曲あるんだけど、ここまで色んなアーティスト集めてるんだから、もう少し色んな音聴かせてくれてもいいんじゃないかと…正直ちょっとガッカリだったなー。
まぁ、個人的にリミックスとか出来上がってるモノに再び手を加える行為があまり好きじゃないので、こういう企画物には初めからあまり惹かれませんけど、でもやっぱ何だかんだ言ってもn5MDだし10周年記念だし、リスナーとしては期待しちゃうじゃん?