March 31, 2011

Disc Review #472

discreview472.jpgKindred - subtractiveLAD
この人ももう7枚目ですか。毎年1枚必ずリリースしてるから1st(Disc Review #063)からもう7年ってことか。早いな〜。。。てことで、n5MDの看板アーティストのもう1人Stephen HummelによるsubtractiveLADの新作です。
ゆらゆら揺らめきながら響き渡るアンビエント〜ドローンサウンドに、輪郭のぼやけた曖昧なメロディーが絡み合い、ちょっと不思議な音空間を作り上げています。
これまで、IDMの1stからアルバムごとに少しずつアンビエント方向にシフトチェンジしていって、前作では見事に素晴らしいアンビエント作品を作り上げ、若干行き着いた感はしたけど、行き着いた先がこれかよ!ってツッコミを入れたくなるような今作ですねw。てか、まぁ新しい事をしているんでしょうけど、何もかもが中途半端で未熟な自分にはちょっと理解出来ないかな…w。てか、これからこっち路線なんですかね…?正直嫌だな〜。

March 26, 2011

Disc Review #471

discreview471.jpgJapanese For Beginners - Near The Parenthesis
すっかりn5MDの看板アーティストとなったTimothy ArndtによるNear The Parenthesisの5枚目となるアルバムがリリース。てか、もう5枚も出してるんだねー。
ゆったりと伸びやかにリズムを刻む優しく柔らかいブレイクビーツに、ピアノを中心とした美し過ぎるくらい美しいIDM〜クラシックなメロディーがキラキラと降り注ぎ、これ以上ないってくらい清らかで優しいアルバムに仕上がっています。
今作は特に上モノとリズムのバランスがちょうど良いなーと思いました。ビートがメロディーのちょっと後ろくらいにいるこの絶妙な位置関係により、美しいメロディーがより美しく聴こえるような気がする。メロディーが素晴らしいのは聴く前から分かってたけど、このビートのシンプル加減も絶妙ですね。
いや〜やっぱり彼は良いわ。毎回毎回同じ音で似た雰囲気のアルバムなんだけど、どのアルバムもちゃんと違く聴こえて尚かつ飽きがこないからすごい。そしてこれまでハズレがないという…。ある意味恐ろしいです。良盤!

March 21, 2011

Disc Review #470

discreview470.jpg2000-2010: The Golden Age of Consumerism - Port-Royal
さて、恒例のn5MD祭りですよ。ということで、まずはイタリアの4人組Port-Royalの2枚組編集盤アルバムがリリース。Disc-1は過去のレア音源や未発表曲などを集めたモノで、Disc-2は彼らが手掛けてきたリミックス集になります。
まずDisc-1ですが、太く重たいビートがドスンとゆっくり打ち付け、奥行きのあるノイジーな空間系シンセと、ギターなどによるポストロックな美メロディー。
過去音源とはいえクオリティの高さは相変わらずですね。基本構成はポストロックでそれをアンビエントサウンドが包み込むといった感じでしょうか。とても気持ちがいいです。最近の作品より構成も単純でメロディーもハッキリしているからすごく聴きやすいです。
Disc-2は…すみません…リミックスって好きじゃないのでレビューできるほど聴いてません…。

March 14, 2011

Disc Review #469

discreview469.jpgSlow Motion Breath Forward - Talik
地震・津波の被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。辛いと思いますが希望を捨てず頑張ってください。

Cory ZaradurとAndreas Adamsの2人組TalikのデビューEPがTycho Recordsからリリース。
ゆっくりゆったりとリズミカルにリズムを刻むノイズ混じりのブレイクビーツと、シンセやアコギを中心とした柔らかくとてもクリアで浮遊感のある優しいアンビエンスな美メロディー。
いや〜すごく優しい音ですね〜。優しく柔らかいメロディーが壮大な空間にふわっと溶けていく感じがします。グリッヂなエレクトロニカ〜IDMな音とアコースティックなメロディーのバランスも絶妙でとても心地よいですね。"ほのぼの"という言葉がピッタリな感じ。
エレクトロニカのシーンも昔はこういう音で溢れてたけど、今聴くと何だか懐かしく思えるね。あ、決して古臭いとかではないですよ。王道な音なのでまず間違いないかと思います。日本人が好みそうな音だし。普通に良いです。

March 06, 2011

Disc Review #468

discreview468.jpgAlien - Geskia!
前作(Disc Review #385)から1年半ぶりくらいですかね?Geskia!の3rdアルバムが術ノ穴からリリースです。
ズタズタに切り刻まれたブレイクコアなビートがドタドタと激しくリズムを刻み、伸びやかなシンセメロディーが曲に広がりを持たせます。
初めアルバム紹介のビデオクリップを見たとき、スゲー格好いいって思ったんだけど、実際聴いてみたらかなりブレイクコア色が強くて、ビート優先でGeskia!っぽいメロディアスな感じがあまりなく、あれ?みたいな…。ブレイクコアでも品のあるバルブさん系なら大歓迎なんだけど、どちらかというとベネスネ系だったので、ん〜…って感じでw。
彼はやっぱ1st(Disc Review #316)が出来過ぎだったね。だったらHipHopとかブレイクコアとかしないで、1stのまんまの音作りをしてればいいのに…とか思ったり思わなかったり。