July 23, 2012

Disc Review #498

discreview498.jpgSave Your Season - Mint Julep
HeliosGoldmund名義などでお馴染みのKeith Kennifと、彼の奥さんHollie Kenniffによる夫婦ユニットMint Julepの2ndフルアルバムがVillage Greenからリリース。
ゆったりとリズミカルにリズムを刻むシンプルなブレイクビーツ〜4/4ビートに、シンセやギターなどによるキャッチーでドリーミーなメロディーと、優しく儚げに歌い上げるHollieの繊細な歌声。
まぁ、曲作ってるのは恐らくKeith Kennif a.k.a Heliosなのでメロディーはさすがに綺麗ですね。奥さんの声もすごく透き通った声をしていて、旦那の作る音にとても合っています。何かもう言うことないくらいの王道な音です。ドリーミー・ポップなエレクトロニカって感じかな。普通にいいですよ。
何となくこのアルバム(Disc Review #145)に似てる気がしないでもない…声とか。

July 18, 2012

Disc Review #497

discreview497.jpgSelected Moments Vol.1 - Sense
これまでNeo Ouija, u-cover, Merck, Cactus Islandなどからリリースしているオーストラリアのアーティスト、Adam RaisbeckによるSenseのフルアルバムがPsychonavigationからリリース。
綺羅びやかで美しく繊細なシンセのメロディーが、微かなシンセベースと共にゆらゆらと浮遊しながらゆっくり響き渡る、メロウなミニマル・アンビエントな作品です。
Senseって、これまでにリリースしてきたレーベルを見てみてもわかるように、王道なエレクトロニカって印象のアーティストだけど、今作は見事にビート無しです。しかし、全体を包み込む壮大で物静かなアンビエント空間で響き渡る優しく美しいメロディーの気持良さって言ったらもう…涙出ますよ。一音一音とても美しく構成もシンプルなんだけど、ものすごくドラマティックな世界観です。

Disc Review #496

discreview496.jpgUnspoken - Hior Chronik
マレーシアの優良レーベル Mu-Nestからリリースされた、ギリシャのHior Chronikのフルアルバム。
ジリジリしたグリッヂノイズと共に、ゆらゆらと揺らめく優しく美しいシンセサウンド。そこにゆっくりと丁寧に奏でられるピアノやストリングスなどによる儚いメロディーが静かに響き渡り、穏やかでドリーミーなエレクトロニカ〜アンビエント〜ポストクラシカルなサウンドを展開しています。
基本的にビートはありませんが、繊細な電子ノイズとクラシカルな生音が見事に混ざり合い、優しく柔らかい世界観で聴いていてとても心地良いです。メロディーはもちろんなんですが、何だか妙にノイズが気持ちいいんですよね。美しく儚い世界…泣けます。。。

July 13, 2012

Disc Review #495

discreview495.jpgDive - Tycho
Gammaphone Recordsという自主レーベルからリリースした1stが、Merckから再発され、Merck閉鎖後はGhostly Internationalに移りシングルやデジタルリリースをしていたScott HansenによるTychoの2ndが、Ghostly Internationalからリリースされました。
ゆったりと柔らかく伸びやかにリズムを刻むブレイクビーツに、ギターやシンセによる牧歌的で緩やかなドリーミーでほんのりシューゲなメロディー。
まぁ、これまでと作風は殆ど変わりません。優しく柔らかいシンセのメロディーにシンプルなブレイクビーツという、超ど真ん中エレクトロニカですが、何か一音一音に個性がありすぎて…っていうか使ってる音が全て似てて後半若干飽きてくる…。まぁ、1st同様メロディーも綺麗だし構成も悪くないので買っても損はないと思います。

July 10, 2012

Disc Review #494

discreview494.jpgResistance is Beautiful - Bvdub
このアルバム入れて去年だけでも4枚、今年は自分の知る限りだと…2枚かな?かなりのハイペースでリリースし続けているBrock Van WeyによるBvdub、これは去年Darlaからリリースされたフルアルバムです。
ザラザラした重みのある控えめなアブストラクトなブレイクビーツ〜四つ打ちに、シンセやギターによる清らかで冷たいサウンドが何重にも重なり、優しく美しい壮大な音空間が揺らめきながらジワジワと広がっていく極上のミニマルダブ〜アンビエントな世界です。
前作(Disc Review #464)もだいぶ良かったけど、今作もだいぶ良いですw。若干ハウスっぽいムーディーさなんかが感じられて前作より音が柔らかくなった感じがする…けど、基本的にはいつも通りの感傷的で冷たい雰囲気です。
個人的に彼ってノンビートなアンビエントっていうイメージが強くあるんだけど、もうすっかりこっち路線で定着してる感があるよね。リズムも上モノもホントにシンプルな作りで無駄がなくスッと耳に入ってくる感じがします。長尺な曲が苦手な自分も最後まで飽きずに気持よく聴けるし。良盤。